素地ならし

木曜の窯焚きに向けて準備ををはじめた。
今日は乾燥させた器のバリ取り、ガタ直しなどの最終チェックをした。
窯も久しぶりなので試験焼成をやってみた。ちゃんと燃焼している。
ジグゾーパズルのように欠けていた手の記憶が少しづつ埋められてゆく。だが、私のやきものではピースが全部埋まることはないだろう。必ずどこかが欠けている。未完成とも言える、見方を変えれば、余白、間、とも言える。では誰が見るのか?もちろん私も見ているが、それでは閉じたままの輪にすぎない。私にはまだ離見の見所がはっきり見えない。ままよ。