窯出し披露




雨の朝
カマドウマが綿ぼこりに足を取られてもがいていた


ほとんどは残念ながらいろいろな点でうまく行かなかったが、何点かまずまずのものがあった。

このぐい呑は今回の中で一番よくできた。試験的にスリップ(泥漿)での化粧を原液、2倍稀釈、3倍稀釈の3パターンでやってみた。これは原液。稀釈すると泥漿の面白味が薄まってしまうようだ。




灰釉と黒釉のたたら小皿。はじめてにしてはよかった。使い勝手の点で改良点があるので、次回改善したい。

問題は黒釉の発色だ。黒はむずかしいと赤津の作家さんに耳が痛いほど言われたがその通りだ。いつも黒は黒だけで、と思うのだがあれもこれも窯に入れて反省……の繰りかえし。今の時点での仮説はこの黒は1200度手前でいい色になる。しかも長時間焚いてはダメ。12時間ちょいくらいで焚き上げるとよい。でも、なかなか黒だけでひと窯焚く機会がない。10個だけでもいいから焚けばよいのだが、エコというかケチというか……。投資と思ってやってみよう。






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