ゆるゆると窯焚き
土曜日だ。一週間が早い。
まだ新規に焼くものはあまりないのだが、修正調合した釉薬の試験をしたくて窯焚きする。とは言うものの焼き直しの器（石だらけの土で焼いたもの）に掛けて焼くので純粋な試験ではない。口の部分を藁灰の白で覆えたらいいな、というちょっとした思いつきで釉掛けしてみた。思ったより釉が乗ったのである程度の試験はできそうだ。
その他は黒釉の焼き直し。ぼんやりした色が以前焼き直してきれいな黒になったことがある。これは一種の賭けでもある。
点火はいつもより少し遅く8時15分。
夏の疲れが出てきたのか体調が今ひとつぱっとしない。悪いときは悪いなりの過ごし方をするのが一番である。からだは精一杯いい方へ向おうとがんばってくれているから、私はその応援をしてやりたい。
