斗々屋不調


朝起きて富士山を見るといつもと違う
秩父の山山はくっきりしているのに富士だけ白い雲で覆われている
富士山ライブカメラで見たらやっぱり大きな傘雲を頂いていた


久しぶりに前橋まで出掛けた。
昨日の雪で日陰が鏡面状態のアイスバーンになっているところが何ヶ所もある。特にヒヤリとさせられたのは左カーブ(しかも、先が見通せない)がこてこてのアイスバーンである。

速度をセーブして通り抜けようとすると……

スピードを出してここを通ろうとしたのだろう。左側のブロック塀にスポーツカーがどうしてこんな角度で?と思われる状態で激突していた。巻き添えはなかったようなのでそれが救いだった。

ほんのわずかな雪でも危険きわまりない。クワバラクワバラ。

バイクの事故にハイサイドというのがある。アクセルを明けすぎて後輪が滑り出すとラーダーは本能的にアクセルを戻してしまう。すると滑っていたタイヤがグリップしてバイクが宙に舞うのだ。レーサーは訓練しているのでそうなってもアクセルを戻さず、後輪をスライドさせたままカーブを曲がってゆく。だが、素人にはまず無理である。

車でもこれに近いことが起る。カートレースではそれを意図的に起してコーナーをカクンと曲がる。

今日のようなカーブがアイスバーン、その先はドライの路面だとオーバースピードでカーブに侵入するとハンドルを左に切っても車は真っ直ぐ進んでしまう。ドライバーは焦ってブレーキを踏む。もちろん、まったく効かないまま対向車線にはみ出してゆく。ブレーキを離してまたアクセルを踏み込んで何とか自分の車線に戻ろうとした瞬間ドライの路面になる。ハンドルは左に切ったままの状態で突然タイヤがグリップする。あっと思ったときは左側のブロック塀にのめり込んでいる。

カーブの先までアイスバーンだったら車はそのまま右側のブロック塀にぶつかったろう。運悪く(あるいは、運良く)ドライの路面だったために一種のハイサイド状態になり路面からほぼ直角になって塀にぶつかった。

事故は起るはずのないようなところで起るものだ。気をつけよう。スタッドレスアイスバーンには弱いのだ。

さて、山房に戻ってお昼を食べ、ひと休みしてからさらに修正ブレンドした大道土で斗々屋を弾く。

今日は調子が悪い。そういうときは無理はしないに限る。4つ弾いてお仕舞い。

あとは二時間ドラマを観よう。


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