作りの時節

前回でほぼ焼き終わったのでまたつかの間の作りのサイクルに入る

昨日作った小湯呑などは今朝削る 午前は工房がまだ寒い

白い湯呑という注文なので取りあえず3種類の土で作った
あるひと曰く「群馬県人は白い器が好き」
実際はどうなんだろう

削りにはやや早いのもあったので待ち時間に赤土で茶盌を弾く

やっぱり茶盌弾きはたのしい
小井戸風や柿の蔕風など

柿の蔕はあまりに久しぶりなので弾き方を忘れてしまったわい


削った器を外干しする
大物はまづ作らないので削れば即外干し

冬とは言え陽射しが燦々としている
南面にひろがる野原が春めいている

ふと福岡糸島の陶兄の工房を思う

ま、私のところは雑然としていて、陶兄の瀟洒な工房とは似ても似つかないが

細胞内のなにかが千万億の選択を繰り返し今を選んでいる
だから工房を見れば器の風情も浮かんでくる

私は雑然に親しみを覚えるタチである
だから器も雑然としている
これは生まれかわらない限りどうにもならない気がする

雑然バンザイ

(ちょっと開きなおり気味)


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