今日の窯出し

前回は長徐冷だったが、今回はほぼ急冷の窯

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こっちの方が貫入は細かい気がするのだが、これはまだ渋入れして確認していないので何とも言えない・・・

これからしばらくは井戸茶碗の焼成がつづく



∴今日の述懐
正法眼蔵』は原文で読むのが一番なのだが、いかんせん独特な漢語の多用で分かりにくいことこの上ない
そう感じていたので以前河出書房(石井訳)と講談社(増谷訳)の現代語訳を何冊か買っておいた
二冊を「現成公案」の巻で比べてみた
石井訳は実に親切に見えるが見方を変えると自分の解釈を強要している
増谷訳は訳者の解釈を交えず字義通り書き下した感が強い
結論から言うと両方とも読み解く助けにはならない
一番助けになったのは西有穆山「正法眼蔵啓迪」と岸沢惟安「正法眼蔵全講」だった
もちろん提唱なので筆者の見解が中心となる
だが、石井訳と根本的に異なるのは哲学としてではなく仏の教えとして語っている点だ
4冊の本を読み比べてつくづく思ったのは行住坐臥の働きとしてのことばとシニフィエとしてのことばの差異だ
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さらりと脱原発
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