好雪片々不落別所

右肩は相変わらず痛むが、何とか動けるようにはなってきた。

車で玉村を出た時は曇り空だったが、前橋に入る前から雪が降り始め、北になればなるほど激しい雪になっていった。雪は辺り一面同じ色で染める。

好雪片々、別所に落ちず、という句が好きだ。別所に落ちずとは、もちろん「ここに落ちる」ということなのだが、「ここ」と言ってしまっては「ここ」に偏してしまう。さりげなく「別の所に降っているわけではない」というのがいい。そこに雪の平等智を感じる。

さて、これから右肩の痛みを診てもらいに行こうか・・・