Speak hands for me!

9時15分工房着。今日は削りがあるので早めの出勤だ。ちょうどよい頃合いだった。運良くしばらく太陽が出ていたので、削った後、予定より乾燥が進んだ。

削ってみると作りの問題点を実感できる。腰の部分は削りで何とかなるが、胴から口は作りでしっかりしておかないとどうにもならない。以前はひたすら薄く引こうとして口まで薄くしすぎたので、その点を注意している。そのためか、ときどき胴までちょっと厚すぎることがある。この辺の微妙な釣り合いは経験で会得するしかない。やはり数を引くということだ。

また、見込も作りでしか出来ない部分だ。生では気付かなかった見込の狭さが乾燥が進んで初めて露わになることがある。まだ手が覚えていない証拠だ。目ではなく手が茶碗のすがたを覚えないことには気韻あふれた茶碗は出来ない。

じっくりと手に覚えさせよう!

ちなみに今日の見出しは状況はあまりにも違っているが『ジュリアス・シーザー』でブルータスたちがシーザーを暗殺する場面のキャスカの台詞。舞台上でその次に来るのがシーザーの「ブルータスよ、お前もか」だ。

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