あぶり

(裏庭。ただし、杉林は他人の土地。杉の根元あたりまでが裏庭ということになる)
あぶっている間にゆずり受けた棚板を水酸化アルミナで補修する。訓練校では水酸化アルミナを莧焼して使った方がよいと教わったのだが、以前莧焼したら細かなはずのアルミナがぼそぼそになりミル摺りしないと使えない状態になったことがあったので、今回はそのまま使ってみる。
蛙目とCMCを少し加えて粘着力を付ける。

考えてみれば、棚板として使えば結晶水は除去されるのだからわざわざ莧焼しなくてもいいのかも知れない。これが男どもがつまづく石ころでなければよいが……