4日の窯焚きに向けて
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薄曇り
花曇りにはあと幾日
昨日、施釉前のあぶりは終ったが、いくつかの事情が重なり、窯焚きは月曜にすることになった。
今回、土の種類が多いので一覧表にして置かないと記憶力に特段の自信のある私にとってあとの整理が大変なことになる。施釉する前にまずは表作りである。久しぶりの作業だ。2年前群馬で窯を借りて試験焼成をしはじめた頃はせっせと一覧表を作っていたが、いつの間にか面倒くささの方が勝ってやめてしまっていた。
香盤表の復活である。
と、土の種類と作った器の数を照らし合わせていたら、近くの方が娘さんを連れてやって来てくれた。やきものが大好きな様子で、焼成を失敗した梅花皮もどきのカップをしきりにレースみたいできれいと言っていた。作った側は制作意図という《偏見》で器を見ていることに気付かされた。
ありがたいことに、山房ではじめてのお買い上げである。レースの器はプレゼントさせていただいた。