窯出し
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窯が暖かいせいか蛙が窯場にちょくちょく出入りしている
∴ん窯ならぬ蛙窯
大ヒットというのはなかったが、大チョンボもなかったのでプラスマイナスゼロというところか。
試験をした二種類の藁灰釉は相変らず藁白にならず、失敗。やはり藁灰釉は生掛けではダメなようだ。素焼しないと厚掛けできない。
なかなか素焼する機会がないので試験も遠のいてしまう。お〜い……藁白はやっぱり遠い。
唐津の土に長石釉を掛けたのはなかなかよい感じに上がったのだが、温度が予定より低くなったためか、お湯をいれたら落語「茶巾」の「はてなの茶碗」になってしまった。焼締っていないせいで、漏るのである。
高温焼成のときにもう一度試験してみよう。次回は1200度ぎりぎりの焼成予定なのでもう少し後になる。
しかし、面白いことに藤岡の土の方が唐津っぽいか?
次回は黒釉が中心になる。