窯出し




朝顔のつるが立てた篠竹にからまりはじめた梅雨の真っ最中

見込の釉の融け方が均一にならないで一部分だけ融けてしまう。
原因はなんだろう?
作り?釉の原料?施釉方法?焼成方法?
1)作りで底からの立ち上げをあまりきっちりやりすぎると釉が入り込めないすき間ができてしまう。
2)藁灰の篩い方が粗いせいですき間に入り込めない。
3)施釉の仕方で問題が起こっている(だが、これまで上手く行っていたのだから施釉方法ではないような気がする)。
4)焚き方で器の底の一部だけ融けすぎてしまう(そんなことがあるとすれば……)

作りと原料は追々確認することにして、まづは施釉方法を何種類か試してみた。
一応結果が出た。見込に柄杓から釉を注ぐやり方、単なるガバ掛けは不可。比較的よい結果が出たのはガバ掛けした直後引き上げて裏返し見込の釉が乾いたらもう一度ガバ掛けするやり方だ。それでも成功率75%なので完璧とは言えない。

あとは作りと原料の吟味だ。

だが、試験の結果からさらなる問題が起こった。
唐津の釉調が悪いのだ。
これまで窯の底にある煙道に通じる6つの小穴の処理をいくつか試してみたがはっきりしたデータは取れていないので、これも視野に入れておかないと・・・


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