百歩前進!
井戸釉試験。今回は大分よい感触が得られた。萬歳!
いくつか試験したうちの3つの釉が(それぞれ問題を抱えながらも)よい結果を出した。
その1(コードネーム風目)
よい仕上がりになった。梅花皮はこれまでのあまりに丸まった、いかにも、ハイ梅花皮です!という感じからやや控え目な感じに収まった。釉調も前よりしっとりしてきたか。ただ、まだちょっと固い。
その2(コードネーム風無)
写真では色調が分りにくいが、やや白っぽい感じ。梅花皮はひび割れに近い。全体に固い印象がある。ただ、試験としては失敗ではない。固い釉はどうやれば出来るか分ったから。
その3(コードネーム風山)
見込、胴の釉調に変化があり、しっとりと肌に吸い付く感じだ。残念なのは梅花皮がほとんど出ないこと。その点をのぞけばベストなのになあ。
とにかく大幅前進である。興奮のあまり暖房を付けずに工房で窯出し後の吟味をしていたせいかやや風邪気味になってしまった。
さて、大分方向が決まってきた。つぎはどんな風を入れるか?