大惨事発生〜消えてしまった梅ジュース
今年は梅を浸けるのが例年より遅かったせいか、ジュースの出が非常に早い。
それどころか、ジュースから泡が出はじめ、このままだと発酵が始まりそうなので、いつものように容器を熱湯につけて発酵を止め、別な容器で冷蔵庫に保存する・・・予定だった。
しかし、大惨事発生!
いつもそのままだとザラメ砂糖がなかなか溶けないので、かきまぜようと長い棒を探したのだがあいにく適当なものが見当たらなかった。
そうだ、刺身包丁がある。けっこう長い包丁だ。日本刀の脇差しくらいはある。これならかきまぜ棒に使えるぞ。
その時は数秒後こんな惨事が起ころうとは夢にだに思わなかった。
包丁を入れ、かきまぜ始めた。包丁の刃が底に軽く触れた瞬間だった。
ピキッ。
いやな音がした。実はこの音を聞くのは初めてではない。もう少しあとの段階で、例えば、不用意に水道の蛇口を開けたため、水滴一滴がガラス瓶に飛んで・・・ピキッというパターンが二度ほどあった。
今回は包丁をしっかり温めてから入れなかったのが原因だ。金属はすぐに温まらないので温度差がガラスにヒビを入れたのだ。
かくして今年の梅ジュース作りは悲しい結末を迎えた。わざわざ梅を収穫し、送ってくれた弟夫婦に申し訳がない。
シュン。