窯焚き終了

9月13日本焼成。6時半点火。
温度の上がりがやや遅いまま還元に入る。途中温度曲線が前回を追い抜く勢いになる。
いい感じだ。でも、何でこんな激しい音がするのだろう?
もう1100度を越えているから当然か・・・。
念のためにと、圧力計を見る。
れれれ???
いつの間にか設定したのより大分目盛が上になっている。
それであんなに激しい音がしていたのだ。
どうして?
足下を見て、分った。
貸していただいているガス窯は圧力調節をレバーで行い、それが地面すれすれにある。
ダンパーを押したり引いたりする際に、足下にあるレバーに足が触れてしまったらしい。
これまでの焼成はすべて中性炎でだったのでダンパー操作がなかったが、今回は還元だった。
ダンパー操作に夢中になるあまりレバーを足で押し上げていたのだ。
温度が上がるはずだ。
圧を上げたときはその分ダンパーを引いて還元度を調節するのが原則だが、もしかすると想定したよりもずっと強還元になっていた可能性が高い。
さて、これがどんな結果をもたらすことやら・・・。
そのためなのか、茶色を呈するはずの胡麻釉が色見では天目になっていた。引き出しだから黒が強く出たということもあるにはあるが・・・。
窯出しが心配だ。
 
それにしても火を止め、部屋の電気を消したあとの窯の姿はいつみても神々しい。


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