水挽き復活

親指のキズがどうにかふさがったのでロクロに戻った。
今日は美濃のもう一つの赤土、大道土、そして、自作の赤土2種類で挽いた。
あるものはへたりやすく、あるものは頑強で、また、あるものは繊細である。
午前に作って、午後削るというのが一番よい循環だ。
今日は気温が高かったので、ちょっとだけ削りの時期が遅いきらいがあった。

自作の赤土のひとつは縮緬がよく出た。

 
今回は酸化と還元、二窯分を作る予定だ。
もう少し大量生産したいのだが、土を調合し直したりしながらなのでなかなか思うようにはいかない。
まあ、工場ではないので自分に合った歩調で歩くのが一番だ。
あるひとから「もっとわがままに作れ」と貴重な忠告を受けた。
わがまま、というと負の印象があるが、わが、まま、という成り立ちを考えれば、自分のやり方を通すということだから、言い得て妙なりである。
人間はわがままなくせに作陶となると弱気になる。いけない、いけない。


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