釉の選択ミスか




自分と空気の境目を消すには……
これがなかなかむずかしい

窯出し。

荒ぶる土の器、1225度でもやはり融けていなかった。

前よりは焼き締ったものの水を入れると盛大に漏るので、食器ではなくもの入れに使うしかない。荒々しい土味(石味?)が面白いかも知れない。

要は釉を間違えたということだろう。別な土にはもっと厚掛け出来たのだが、思いのほか吸水力のない土らしい。かなりの比率で石を含んでいるから仮令素焼をしても意外に釉を吸い込まないのかも知れない。熊谷陶料で実験しているように井戸釉で焼けばよいのだろうが、方向が違うので別な道を考えなければならない。

中性炎1225度徐冷の試験、荒ぶる土での伊羅保は失敗に終ったが、発見もあった。これまで1200度近辺でも融けすぎて光沢が出てしまう釉が、今回1225度でややマットな融け味を示していた。一度だけで徐冷効果と言い切ることはできないがその可能性はある。


まだまだ陽射しが厳しい9月である。


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