窯出し




はっきりとした夢を見た
のだが
思い出そうとしても思い出せない

もう一つの夢は一部だけはっきりと覚えている
私の名前は
井伊加減頭(いいかげんのかみ)軽風(かるかぜ)
一体どんな人物?

朝、窯出しをした。

1200度では高すぎたのか、あるいは、最後のねらしが長すぎたのか、あるいは、窯の雰囲気の問題か、あるいは……あるいは……

迷いはつづくいつまでも

これではないことだけが確かであり
否定の不確実性は肯定をもたらさない
それは
焼成中の窯の中での出来事を
誰も知ることができないのと同じくらい確実だ

還元では緑色に変化してしまうし、一体どうやれば焦げが出せるのだろう?
もう一つの釉なら焦げはたしかに出るのだが、茶碗としては釉調が不満である。

そのうちに
そのうちに


いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m
画像をクリックしてランキングサイトが表示されれば投票終了



にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へ
にほんブログ村