1000日目

陶芸をはじめて今日でちょうど1000日目だ。
初めてロクロの上に据えた粘土で器を作ったのは笠間芸術の森の陶芸体験教室だった。それが今日から1000日前の4月30日のことだった。
その後、すぐに近くの陶芸教室を探し、週3回、多いときは4回通った。市販の釉薬を買っていったら「釉薬は自分で作るものだ」と叱られたのが釉薬作りに没頭するきっかけになった。
訓練校の日々は楽しく、苦しかった。途中で工房も借り、ロクロも買った。シンポの一番安いヤツだったが、調子よく廻っている。一番の収穫はひととの出会いだ。先生、同期、先輩との出会い。それから訓練校生というだけで陶芸作家とも親しくしていただけた。ありがたいことだ。
だがまだたった1000日だ。芝居は始めてからすでに14399日経った。つづけることが力だと信じてつづけるしかない。そうすれば道は開ける。必ず。