2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

曇天の空のもと

動物はケガをすると穴に籠ってじっとしているという。そうやって傷を治すらしい。 日曜、実にばかなことをしでかした。人との集まりで話ながらものを食べていたところ、したたか舌を噛んだ。血は出る、傷は痛い。ホントにケガの多い奴だ。もうやらないぞ〜。…

なつかしい人々

訓練校の先輩のだっちさんの情報で昨日NHKの新日本紀行で瀬戸の特集があることを知り、録画しておいた。 うれしかったのは赤津の宇助窯が大きく取り上げられていたことだ。何度もお邪魔して、やきものの話をうかがうだけでなく、原土を分けていただいたり、…

富士山か?

夕方、工房現場へ行ってみた。夕方の寒気で山の端の霞はすっかり消えて秩父や信州の山々がくっきり見える。 そのなかに見覚えのある姿が・・・。 この写真は現場のすぐ近くの八坂神社の階段上から撮ったものだ。 ちょうど夕陽が沈もうとしていた。ネットで工房…

打合せ

設計士のキャビン氏、棟梁と現場で工程の打合せをした。 大体は分るが細かな点になると専門用語が飛び交って理解不能なことが多い。気になるところは説明してもらう。 来週にはサッシが入り、屋根が出来、外壁もめぐらせる。窯の煙突工事も並行して行われる…

工房進捗録

現場へ行ってみると屋根を葺く用意をしていた。 屋根材は経費を抑えるため、折板(せっぱん)を使う。今日はそれを留める金具を取付けていた。

取りあえず干す

まだひと窯ぶんには足らないが今までの分を干す。 最後に弾いた斗々屋の見込にヒビが入っていた。これもわずかな氷裂?あるいは、乾燥割れ?高台にS字は赤土などでたまにあるけれど、大道土では初めてだ。砂の分量のせいということも考えられるが、より多い…

何たる皮肉

それはゆうべのことだった。 連日ロクロに向っていると腰に来る。私にとって特に削りが鬼門だ。 そこで腰痛防止にストレッチ! と何種類かのストレッチをしていた。ひざを抱え込んで腰の筋を伸ばす体操をしている時だった。 ピキ〜ン!!! いや〜な痛みが腰…

『十二夜』

シェイクスピアの喜劇に『十二夜』Twelfth Nightというのがある。私の一番好きなシェイクスピア作品だ。 キリスト教国ではクリスマスから数えて十二日目(the Twelfth Day of Christmas)にクリスマスの飾りを外す習慣がある。雛人形と似ているなと思ったの…

干して、また、作る

日本海側は大雪で大変そうだが、山を越えるとからりと晴天である。風は強いが太陽がうれしい。 今日はもぐさで切立湯呑を弾く。 しばらく切立稽古をしていなかったつけで11cmが上がらない。上がっても肉厚だったり、肉を薄く摘みすぎてねじ切れたり、せっか…

斗々屋、削り

昨日は三時半の段階でまだ削りの段階に達していなかったが、大道土に萩砂を加えた効果か、むしろやや由良之助になっていた。 すぐに削る。 かくして今日の削りはすべて終了。 これだったらもっと作っておけばよかった。まあ、こういう感想は、ベルクソンが『…

削りと作り

工房へ行き、おそるおそるハン箱を明けてみると・・・ セーフ! ただ、ハン箱の密閉度はなかなかのものでさほど乾燥は進んでおらず、削るにはやや早い感じだったが、斗々屋の作りも待っているので削る。 柿の蔕茶碗で悩むのは高台の畳付だ。写真でしか見たこと…

結局

削りは無理だった。暑いと思ったが、人間の感覚は相対的なので器にとってはそんなに暑くなかったようだ。 へにゃへにゃな状態なのでとても連れて帰るわけにも行かず、ハン箱に入れて工房にある服をありったけ重ねて万が一に備えた。水分はこの間より抜けてい…

天気予報を見ながら

氷裂に懲りたので最低気温に注目である。ここ三日間は氷点下にはならないと出ているので、取りあえず弾き初めした。 時間的には萩土で斗々屋を弾く余裕があったのだが、たくさん弾いてまた氷裂の憂き目に会うとクヤシイのでこれだけにしておいた。 それにし…

ペンにはまる

年賀状を書く。稀な例外を除いて、正月に書くことにしている。 今年は印刷機がない。オークションでねばったが気合負けして落とせなかった。 よし、じゃあ手書きで行こう、ということになった。 最初は筆ペンで書いた。 ん? なれないことはしない方がいいの…

我が町

新年さっそくの回覧板である。 去年、ダビンチ氏の田もイノシシにやられて収穫が大打撃を受けた。我が工房予定地には以前イノシシの罠が置かれていた。すぐ前の畑の持主は猪害で耕作放棄したほどである。 灯油を買いにホームセンターで初買い。その帰り道赤…

ニューイヤー駅伝

今年も沿道応援に出掛けた。群馬東部に住んでいるものの特権だ。

氷裂

まずは工房近くの八坂神社へ初詣。 昨日弾いた器を削りに工房へ。 扉を開けると器の様子がいつもと違う。 初めての氷裂だ。冷え込む予報だったが室内なので大丈夫と思っていた。 読んで字のごとく、見事に裂けていた。 家に戻り外に出してある釉もさぞかし凍…

あけましておめでとうございます

平成22年、2010年が始まった。ぞろ目とゼロ2つ、なんだか平凡でどんくさい数字の姿だ。でもそれがいい。 今年の抱負は平々凡々な年にしたい、である。力まず、たゆまず、こつこつと自分の足で歩いていこう。 弾初(ひきぞめ)の唄短くもめでたかり 香菊 いつ…