2012-01-01から1年間の記事一覧

延期〜

∴ 曇 雲のふとん 昨日よりは温暖だ 午前は月に一度の耳鼻科通い。ちょっとだけ遠いので午前はこれでつぶれる。帰る頃には素焼の窯出し、と思っていたら……窯が冷めない!じゃあ、待っているあいだに懸案の窯場の整理整頓、としゃかりきにがんばる。ものぐさな…

素焼

∴ 明け方はじめての外気温氷点下 バナナの葉、哀れ ようやく中窯に素焼の火が入った。久しぶりの四本バーナーである。うっかり灯油の調達を忘れていた。まだタンクには四分の一ほど残っているから素焼はなんとか大丈夫だろう。しかし、窯場には屋根はあるが…

広報

∴ だんだん明け方の冷え込みが募ってきた 今朝は1度 そろそろ氷点下かな ちょっと遅くなってしまったが、重い腰を上げて、暮の窯出し市の案内依頼を新聞社へ送り、DM発送の準備をする。今日もよく晴れ、外干しできたので、明日は素焼に入れそうだ。ただ、…

足付け

∴ 風邪がなかなか抜けきらない ひどくはないがすっきりもしない 中途半端な風邪心地 外は雨。 たたら皿の乾燥はあまり進んでいない。反り返りがはげしい6寸平皿に足を付ける。反っているのだけにするつもりで始めたのだが、やっているうちに足があった方が魅…

外干し

∴ やや風邪気味の昨日今日 今日はからだを温めよう よく晴れて外干し日和。 たたら皿の命運……すでに反っくり返ったものがある。平らなものもある。果たして何枚製品になるのやら。 いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像を…

たたら皿

∴ 完璧な一日 ってどういう一日だろう 昨日から暮の窯出し市に向けて、たたら皿作りに専念している。昨日は8寸角皿と6寸角皿。一作業2時間が限度だ。そのあたりで集中力がぷつりと切れる。 今日はさんま皿。やはり9時にはじめて11時でぷっつん〜〜〜。そろそ…

十王子物語

∴ 今日も晴 指の腹が乾きすぎて痛い タイトルにつられてインドの古い物語をひもといてみた。読み進む内に何かに似ていると感じはじめた。何だろう……そうだ、シェイクスピアの後期作品の雰囲気によく似ているのだ。もちろん内容は全く違うのだが、筋の運びや…

窯出し

∴ かまいたちにやられた 右手親指の腹をスパッと切られた おぬし、やるのお 黄伊羅保茶碗、湯呑の窯出し。いつもなら午前中に出来るのだが昨日は点火が遅かったので午後になった。上蓋を開けた瞬間、好印象を得た。 今回は器が窯に収りきらず、苦肉の重ね焼…

作麼生

∴体調不調ふーらふら まっすぐ歩けず道を逸れ 施釉前のあぶりに入る。久しぶりの窯焚きだ。 長皿は小窯で焼こうとするとぎりぎりだ。まあ、なんとか入ったから大丈夫だろう。問題は施釉だ。いつも迷う。施釉迷い人である。でも、しばらくは黄伊羅保で行って…

栃傘探し

∴ 風が強い 尾崎放哉ならずとも あまり愉快ではない 相変らずトチ渋の原料が足らない。 知人からあるかも知れないと聞いたので近くの広場へ出掛けてみた。 行ってみると落ち葉を枯れ枝でかき分けながら何かを拾っているご婦人に遭遇。もしや、栃傘探し?同業…

削り

∴ すぐ目の前の国道でネズミ取りをやっている つぎからつぎに捕まっている ちょっと前の私だったらすぐに御用!だったろうな 今は50km/h走行 今日は昨日弾いた蕎麦猪口形湯呑と鈴形湯呑を削った。 石が多くて楽しい。削り味を出したいが、いい気になって油断…

蔕拾い

∴ 夢 とりとめない展開 いつの間にか現実につながる 朝の冷え込み今年一番 夢もとりとめないが、現実もとりとめない。ただ現実は知性が「とりとめ」の間を縫いつけてくれるので一見つじつまが合っているように見えるのだ。というわけで、とりとめのない一日…

化粧土作り二日目

∴ やっぱり今日も 晴、曇、晴 気温が思ったほど上がらない さて、今日も昨日につづいて化粧土作り。水簸した大道土を30目、40目と篩って砂を除いてゆく。かなり大量の石や砂が取り除かれるのだが、けっして無駄にはならない。もっとも石はあまり利用価値がな…

化粧土作り

∴ 曇、晴、曇 洗濯物は乾かない 温水器も昇温しない 今日は暮の窯出し市に向けて始動!手始めは地道な作業。化粧土作り。大道土を水簸して篩いに掛ける。本来なら水簸した状態で放置するのだろうが、短気な私は待ちきれない。少しだけ待って篩に掛ける。大道…

放散の一日

∴ 暖かい一日 午後6時を過ぎても和室は20度 芝居が終り緊張から解き放されてゆったりと(というより、ぐだぐだと)一日をすごす。 録画した「はや朝」を見ていたら黒柿が紹介されていた。黒の奥に赤味が差して味わいのある色である。まさに黒柿の蔕茶碗の極…

無事終演

∴ 雨 ほとんどどしゃぶり it never rains but it pours. なんてフレーズを思い出す 千秋楽の舞台の途中からあいにくの雨。 それでもつつがなく舞台を終えることができた。 酒蔵と舞台の神様に感謝。 冬泉響の稽古はしばらくお休み。今度は本業に戻って、ふた…

「喫茶去亭夜話〜吊し柿」初日

∴ 学生 家住 遊行 林住 なんとか初日が開いた。 暖房もない土壁の酒蔵。11月も10日となると底冷えがする。そうそう客足は期待できないと踏んでいたが、あに図らずや大入りとなった。喜ばしい限りである。写真は公演前のリハーサルの模様 いつもおつき合い下…

仕込み

∴ 太陽が顔を出した 洗濯が楽しい いよいよ今日から「喫茶去亭夜話〜吊し柿」の仕込みに入った。 久しぶりの酒蔵だ。六本の柱のあいだに所作台を10枚敷く。酒蔵の床はコンクリートを打ってはあるものの、水平を気にせずにただ地面にセメントを流してなめらか…

最後の追い込み

∴ 雨 雨 太鼓が鳴らない 稽古場での最後の稽古。終幕部分を手直ししたので、その部分稽古に専念する。明日からは有鄰館で仕込みになる。三日間は仕込み作業に費やすので舞台の稽古はほとんど出来ない。やや不安であるが、こればかりは仕方がない。合間合間を…

Joyfull Honda

∴ 雲が低い 布団の中綿 久しぶりにジョイフルホンダへ行ってきた。いつ行ってもあまりの広さにとまどう。月曜でも、ここは駐車場がほぼ満杯だ。すばらしい集客力である。これだけいろいろなものがおいてあれば、惹き付けれてしまうのももっともだ。拡張主義…

窯焚き

∴ 風が強いので 富士の山頂がよく見える 今日も黄伊羅保を焼く。今週末から来週末は舞台の本番なので、これでしばらく窯焚きはお休みだ。 今回は徐冷を止めて、そのまま冷やす。果たしてどれくらい違いが出るのだろう?ちょっと楽しみだ。徐冷を始めるきっか…

黄伊羅保窯出し

∴ 大滝秀次の「無名」を観た こういう質の高い作品に仮令ちょい役にせよ、台詞もろくに読めない女優気取りが出るとすべてが台無しになる ちょっと無念 ちょっといい感じかな。開けた瞬間の感想だ。 大抵は開けたとたんがっくり……というパターンだが、今回は…

窯焚き

∴ バナナのたたずまい 枯れかかった芭蕉もいいものだ 今回で灯油窯の窯焚きは69回目になる。100窯まで31回。まだまだ勉強すべきことが多い。粘土屋さんのブログを見ると、ことばを知ってはいるものの正しく理解していない単語がずらりと並ぶ。あんな風に窯や…

明日の窯焚きに向けて

∴ 薄曇 餅を焼いて 小豆島の醤油の実力を知る 茶碗をあぶる。今回の黄伊羅保試験は土を変えたのでどんな感じにあがるか楽しみだ。灰釉は灰の割合が多いほど気まぐれなのでどうなるかはまさに窯神のみぞ知る……である。芝居の稽古の合間をぬって、今夜はひと月…

外干し

∴ 久しぶりにコスタリカ珈琲を飲む この風味! 本番が迫っている芝居の稽古で気持のゆとりがあまりない。それでも、黄伊羅保が気に懸かっているので先日二種類の土で茶碗を弾いた。 両方ともかなり荒れた土なので、うまく弾けなかった。井戸形に作ってはみた…

終日稽古

∴ 稽古場の隣は野球場 中学生が練習試合 この中からプロ選手が生まれるのかも知れない 今日は一日稽古。稽古場はその日その日でいくつかの公民館などを移り歩くジプシー生活。ようやく完全に最後まで通せる状態になった。やれやれ。異例の早さかも知れない。…

黄伊羅保に向って

∴ メタボ腹引っ込め作戦としてなるべく階段を上り下りするように心掛けているしかし……右足の親指のつけ根が痛い。軽い捻挫のようだ ああ、年だ ようやく黄伊羅保の土の見当がついてきた……と思う。2種類のブレンドをして、茶碗を弾いてみた。釉も新たに調合し…

窯出し報告

∴ 朝は冬 昼は夏……二階は30度だ まずは展示室の様変わりについて……たまたま別な工事で大工さんが入っていたのでお願いして展示室の一角に展示棚を取付けてもらった。 ちょっといい雰囲気になった。この展示棚に負けない器を作らなければ…… - さて、今日の窯…

再出発

∴ どんどん秋が深まってゆく それなのにバナナは新しい芽を天に向って突き出している 小窯のバーナーのオイルポンプを新調した。 今日は施釉前のあぶりで温度のあがりをチェックしてみた。これまでの目盛では上がりすぎてしまうことが分った。ほとんど手作り…

稽古

∴ 今日は大久保地区の秋祭り 残念ながら稽古でいつも参加できない 例によってストーリーのない芝居だ。今年は特段見せ場もない。淡々と、ゆったりと進む。静かに流れる川は深い。そういう川を目指している。何度も謎が見る側へ投げられる。もちろん答はない…