2012-01-01から1年間の記事一覧

稽古

∴ 夜見ると、温水器の温度が60度を超えている ちょっとうれしい だんだん本番が近づいてきた。 まだ通せる状態になっていないけれど、今回の芝居の特徴がぽつりぽつりと降ってきているように感じる。今はじっとガマンの時だ。何度も何度も通して自然で、なお…

秋晴れ

∴ 10月中旬というのに じりじり焼け付く陽射しである 昨日とは打って変わってわが家のsolar発電は29kwに達した。天気とは裏腹に体調は今ひとつぱっとせずろくろに坐れなかった。こういうときはからだの声を聴いて、気の流れに逆らわずゆったりすごすのが一番…

ヨーグルトを選ぶ

∴ 雨である 太陽熱温水器はまったく蓄熱せず 太陽光発電は2kwのみいや、こんな天気なのに2kw発電したことをほめてやりたい なんでもヨーグルトにも相性があるらしい。2週間くらい食べ続けてみて体調がよくなるようなら相性良好だという。まずMヨーグルトか…

晴のち雨

∴ 山房の北と東には森がある 森には桐がある、榎がある、杉がある、檜がある 今日から東の森が見えるようになった 天気予報が見事に当り、午前中の秋晴れが大粒の雨に変った。東側に窓が出来、今までは見ることのなかった景色が見られるようになった。窓を開…

こつこつ

∴ 三歩進んで三歩下がる でも、立ち止まっているわけじゃない 昨日と同じ土で鈴形湯呑を一枚弾いた。あっという間に乾いて4時には削りに入る。今ちょこっと山房の三角部屋の手直しを大工さんにしてもらっているのだが、帰りがけに棟梁曰く、家を建てるとき、…

てだれ

∴ 朝夕は寒い 日中は暑い 庭のバナナは荒涼とし始めた てだれとは「手練れ」つまりその道の熟練を指すが、私の場合はあっという間に手がだれてしまうという意味の「手だれ」である。雲泥の差である。久しぶりに茶碗を弾いた。荒土は混じっているもののほとん…

ちょっとうれしい出来事

∴ ウンゴロ オゴロ セミババ ヤットコセイ これすべて蝉の幼虫の名前 日本各地でいろいろな名前で呼ばれている ちなみに群馬では「はいぼ」 若いひとは誰も知らなかった 昨日は私のシェイクスピア学(?)を引き継いでくれる弟子が大学でシェイクスピアパフ…

あれれ?

∴ 秋の日は釣瓶落し 四時半をすぎるもううす暗い 一週間ぶりの窯焚きである。今日はいつにも増してオイルポンプが不安定だ。これまでも目盛を上げたのに降温することが時々あった。対処法は掴んでいたのであわてることはないが、しょっちゅう窯場に降りてポ…

さぼりぐせ

∴ 醤油 いまいろいろ試している 今夜のは小豆島の鶴醤という銘柄 ブログは毎日書いていないと調子が狂う。書かない日がつづくと書くことを忘れてしまう。芝居の稽古に意識が飛んでいた……いや、いや、これは単なる言い訳……言い訳はみにくい。ちょっと生活のリ…

ためつすがめつ

∴ いのししが目の前で悠然と田畑をあらしていた あちらにしてみれば、食事の最中 こちらから見れば、迷惑千万 伊羅保釉試験の器を昨日から手に取ったり、お茶を飲んだり、じいっと見たりしている。最初は一種の固定観念にしばられてまともに見られない。その…

窯出し

∴ またまた夏日 焦げ付くぜ私の脳細胞 念願の伊羅保茶碗の作成に向けて、まず黄伊羅保釉の試験だったが、土はもっと鉄分の少ない土の方がよいようである。焼き上がったものは黄伊羅保としては?のものだった。それでも試験結果からはいろいろな収穫が得られ…

朋有遠方自来

∴ 暑い また扇風機が活躍中 突然、40年以上音信のなかった大学時代の同期から封書がとどいた。クラブの同期会の案内だった。こんなにも音信途絶していたのに、よくぞまあ私の連絡先を探し当ててくれたものだと、万感の想いである。まだ十代のころいろいろな…

黄伊羅保試験

∴ しあわせという英語happyは偶然hapという根から育った 僥倖 考えてみたら日本語の「しあわせ」も似たようなものだ 試験用の器も乾燥したので、いよいよ黄伊羅保の試験に入る。今回は3種類の釉を試してみる。いわゆる青伊羅保は手持ちの釉で出ることは分っ…

気がつくと10月

∴ いくつもの演出を捨てながら 舞台は作り出されて行く 第九よさようなら!シンプルにシンプルに…… 台風もそれほどの猛威を揮わずにわが山房を通りすぎていってくれた。ただ、バナナには爪痕が残されたが……台風一過の晴天!まさに外干し日和である。夕方から…

バナナ林を間引く

∴ 帯状疱疹 痛がゆい こすれるとピクリと痛みのような痒みが走る 背中は痛みの運動会 秋の陽射しである。部屋の中がなんとなく暗い。そうだ!バナナ林だ!夏には日陰を作ってくれたのだが、陽射しが弱くなったため部屋が暗く感じるようになったのだ。という…

身体のサイン

∴ 展示室は夏涼しかった分 いきなり寒い ホットカーペットを入れた 最近調子がいまひとつなのだが、かといって、調子が悪いというほどでもない。ばりばりやっていた頃の記憶があるので、思うままに動き回れないのがもどかしい。そのため、つい不調の症状があ…

道理で……

∴ 筋肉痛でも湿疹でもなく 帯状疱疹 誰もが持っているらしい からだの弱みにつけ込まれた 疲れてたのかな? 今週に入ってから何となく顔がくすんでいるような気がしていた。脇腹の表面が筋肉痛のように痛い。と思ったら湿疹もできている。劇団員に見せたら帯…

ゆるゆると窯焚き

∴ プランターの変わり種の向日葵 可哀想なほど茎が細い 土曜日だ。一週間が早い。まだ新規に焼くものはあまりないのだが、修正調合した釉薬の試験をしたくて窯焚きする。とは言うものの焼き直しの器(石だらけの土で焼いたもの)に掛けて焼くので純粋な試験…

恐ろしいもの

∴ 首をまげるとビキビキ音がする 油が切れてるのかなあ? 何と山房の入口のすぐ前にスズメバチの巣があることが分った。私はまったく気付かなかったのだがたまたま作業に来ていた職人さんが見つけてくれた。そう思ってしばらく注意深く観察しているとたしか…

低気圧の合間に

∴ ぐづつく天気 ぐづつく体調 晴よ空 第九で興奮しすぎたせいなのだろうか、調子が出ない。先週は週3回窯焚きという我ながら獅子奮迅(大袈裟!!)の働きだったが、今週はちょっと休養である。窯の中の出来事も不思議だが、人間のからだも不思議だ。絶妙の…

第九の日々

∴ ちょっとした増築をする ユンボで掘った土の中に粘土らしくもの発見 あとで使ってみよう 連休は終日「第九」の稽古!?といってもドイツ語ではなくハイボ語?しかも合唱全部ではなくほんの13小節。テノール、バリトンのソロがデュエットで歌い出し、そこに…

気分を変えて

∴ 夕方から外は涼しいのに 部屋の中が蒸し暑い やれやれ ちょっと伊羅保は棚上げにして、今日はお気に入りの土と釉の組合せによる飯碗を焼いた。窯というものは不思議なものだ。特に徐冷をやるようになって余計にその思いが強い。例えばついさっきまで油量2.…

釉の選択ミスか

∴ 自分と空気の境目を消すには…… これがなかなかむずかしい 窯出し。荒ぶる土の器、1225度でもやはり融けていなかった。前よりは焼き締ったものの水を入れると盛大に漏るので、食器ではなくもの入れに使うしかない。荒々しい土味(石味?)が面白いかも知れ…

ふたたび窯焚き

∴ 残暑が長いぞ イノシシも暑いか 融けなかった器の焼き直しと、比較的高温用の器を入れて7時点火。今回も徐冷を試みる。前回最初の一時間の徐冷に失敗したので油量を半目盛だけ下げてみた。しかし、それでも思ったより降温が速かった。なかなか窯の炉圧のコ…

窯出し

∴ お腹引っ込め作戦実行中 隠れ肥満は手ごわいぞ 今日の午後、ヨガ教室を終え、お昼を食べてから窯出し。温度は60度台に下がっているので素手で掴める。結論から言うと1185度では単味の灰は融けないということだ。使ったのはかなり融けやすい灰だ。以前1225…

施釉そして窯詰め

∴ 花泥棒遅蒔きの向日葵が可憐な花を咲かせているのだが、今朝見ると赤い花の変種の向日葵が二本あったのに、二本とも根こそぎ持って行かれていたまあ、花はどこで咲いてもうつくしいからよしとするか ほんとうは施釉したら少し乾燥させた方がよいのだろうが…

そろそろ窯焚き

∴ 日本の話芸 最近とくに面白くない 落語ブームなんだって? へェ…… 再び小窯の窯焚きがはじまる。明日あぶって水分を飛ばし、施釉して、月曜窯焚きか?試験も多少あるが、今回は追試が多い。これで確定すればその器に関しては一段落である。ある程度落着く…

日々是好日

∴ 奥さま劇場 何という無茶な設定!? でも、面白い 朝夕と日中の落差、はげしい。特に陽射しがこれでもかと強い。ほとんど刃物だ。そんな中、ネズミ取りでじっと坐ったまま速度違反を待つ警察官……暑いだろうなあ……でも、鍛えているから大丈夫なんだろうか。…

底切れ

∴朝日の芸術 毎日少しづつ雰囲気が変るのが面白い どういうわけか特定の土(大道土)をベースに山土をブレンドしたものが底切れしてしまう。今回、防止策を二種類試してみたのだが、結果は失敗。やはり割れている。まだ大丈夫なものも焼くと割れる可能性が高…

荒土と遊ぶ

∴ 道端に蒔いた朝顔が つぎつぎに咲く 向日葵も咲く 朝のたのしみ 今日は届いたばかりの可児の山土原土を弾く。とにかく石がごろごろしている。ろくろに据えても、土殺しもままならない。掌が破れそうだ。薄手の手袋をして弾いた方がよいのかも知れないか、…